下京区でヴィンテージウエディングドレスのレンタルをされている店舗の改修です。
オーナーさんは以前に改修工事をさせて頂きました、下京区島原の複合施設itonowaの一部屋に入っておられましたが、itonowaを卒業し、新しい店舗を構えられるということで、改修のお手伝いをさせて頂きました。
以前のお店は大正ロマン・焦茶の床というテイストだったのですが、今の気分はフレンチアンティーク・白木の床に漆喰やグレーというオーダーで、オーナーさんが集められたアンティークのパーツなどからイメージをふくらませていきました。
とはいえ、元々がザ・京都の弁柄塗りの長屋ですので、海外製のアンティークの建具は高さが合わなかったり、あまりフレンチ寄りにすると予算もオーバーしてしまうので、元々残っていた雰囲気のある柱やラワンの床板を生かし、少し町家らしいテイストも生かしつつ、フランスのかわいい小屋をイメージしました。
また、天井が低く、暗く細長い空間を、天井を最大限まで高くとったり、天窓を開けたりすることで明るく開放的に感じられるように改善しました。
外観はシンプルなモルタル塗りで、オーナーさんが見つけてこられたアンティークのドアやアイアンの格子に、大切に育てておられるバラの鮮やかなグリーンが映えています。
project name:ヴィンテージウェディングドレス小梅(店舗住宅)
case:内外装リフォーム