2014年、京都市による空き家活用を促進する事業として、「空き家活用×まちづくり」モデル・プロジェクトの公募が始まりました。
「itonowa(イトノワ)」は、2軒の空き家を“糸”に関するショップと交流スペースに活用する提案を応募、公開プレゼンによる審査を経て、モデル・プロジェクトとして採択されました。
コンセプトは「人と人がつながり、文化を楽しむ場所」。表通りと裏通りに面した2軒の空き家を中庭で繋げて、通り抜けられる一つの施設に改修。 雨漏りでぼろぼろに傷んだ屋根や構造を修繕しつつ、内装は入居者と共にDIYで作り上げました。
表棟は明治時代の建築で、外観に町家らしさがあるものの、中は既にガレージとして使われがらんどうになってしまっていたので、あえてガレージ感を生かしたカフェの内装としました。
奥棟は昭和の建築で、廊下の床板などに残った味わいを頼りに、アルミサッシを古建具などに交換して、レトロな雰囲気を引き出しました。
地元島原出身の企画する大家さんやアートディレクターを中心とするプロジェクトメンバーによって、オープン後も島原エリアのまちづくりやリブランディングに取り組んでいます。